
アフリカ行が決まった時、
ほとんど絶望的な気分だったけど、ひとつ密かに楽しみにしていたことが、
「バオバブ」に出会えることでした。
マダガスカルのバオバブが有名ですね。
まるで地球上の植物とは思えない、
なんだか火星だかどこだか宇宙の知らない惑星に映えていそうな、
ユニークな形状。
幹の部分がスルーッと長くて、先端に少しだけ縮れた髭のような枝が生えている。
でもセネガルのバオバブは、私が想像していたバオバブではなく、
意外と普通の樹木と同じようなプロポーションでした。
「星の王子様」をご存知ですか?
あの中に出てくる、地球を破壊する巨木が、まさにセネガルのバオバブ。
作者サン・テグジュペリは、ヨーロッパからサハラ砂漠を縦断して、
まさしく私の住んでいたセネガルのサンルイ(サハラ砂漠の直下)まで飛行したから。
その実体験をもとに書かれたのが、あの「星の王子様:Petit prince」だから。
さて、このバオバブはなぜこのような形状をしているのか?
一説によると、なんでも悪事を働いてしまったバオバブ(どんな悪事?)。
それが神の逆鱗に触れ、罰として根こそぎ引き抜かれ、
大地にさかさまに差し込まれてしまったという・・。
そう、あのサロメの髪の毛もかくやと思われるあの枝ぶりは、
この伝説によれば、もともとは「根っこ」だったということ。
確かになんだかもだえ苦しんでいるような・・・・。
でもユーモラスな感じのする、見るほどに「ほのぼのする木」でもあり、
また広くアフリカンには「食用」としても親しまれている、まさしくアフリカのシンボルツリーなわけです。
いつもありがとうございます!
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